株式会社VANSAN
再現性高く店舗拡大するための食材管理パートナーとして
- 業態
- イタリアン
- 店舗数
- 80店舗
- 利用サービス
-
発注・買掛管理 在庫・棚卸管理 食の安心情報

貴社の事業内容について、教えてください
全国80店舗以上のイタリアンレストランを展開しています。
豊富なメニューと商品開発力が強みで、本場イタリアから輸入する食材や旬の食材を使用し、特にSNS映えするようなメニューを多数取りそろえています。
お客様にストップといわれるまで乗せ続ける「釜揚げシラスのペペロンチーノ」や「生ハムのクリームパスタ」など、メディアに度々ご紹介いただき、お客様にも大変ご好評いただいています。
これらのメニューはお客様の席で完成させるものなのでオペレーションを確立させるのが簡単ではないのですが、アルバイトの方でも対応できるようにイーランニングツールを導入し、どこの店舗でもどのスタッフの方でも研修を受けられるようにシステム化しています。イーラーニング内で受講したか否かもわかるようになっていて、たとえば新メニューが追加された際にどの方が新メニューについての動画を視聴済みか、本部で確認できるようになっています。
すでにこのシステムは浸透していて、店舗やスタッフの知識の偏りが起きないようになっていますし、本部でも管理しやすい環境になっています。
ブランドの標準化はお店が10店舗くらいの時から意識して取り組んでいたので、どのお店のどのメニューでも再現性があり、均一なものをお届けできるようにシステム化されています。

ASPITを導入されるまでは、どのような店舗運営をされていましたか?
今の業態の漸進でフランチャイズビジネスを展開していたこともあり、店舗拡大フェーズで起こる課題として再現性を保つことを意識していました。発注量のばらつきや食材の管理なども要因の一つと考えていたため、システム化は早い段階で行ってきました。
お店の中で数値面で把握できないものはないくらいです。
店舗ではカメラやPOSと連動したアプリにより売上、人員配置、席の稼働状態を把握できますし、セルフオーダーや無人レジなども設置しています。全ての業務は可視化されている状況です。

システムの導入を検討し始めたきっかけはなんですか?
もともとは別のシステムで発注を管理していましたが、レシピ管理や店舗ごとの食材管理を行いたく、ASPITならそれらが可能であると紹介してもらいました。
以前はVANSANだけでなくほかブランドもあったため、店舗ごとに必要食材の在庫管理が必要でした。
やりたい機能に対してマッチしていたので、ASPITの導入を決めました。
ASPITを選んでくださった際にポイントになったことはなんですか?
ASPITはとにかく導入コストが安かったです。
他の発注システムと比較しても、圧倒的にASPITが安価です。
ASPITを実際に使われてみていかがですか?
ASPITの発注・在庫棚卸、食の安心機能はすべて活用していますし、とても頼りにしています。
食材に関してはASPITで完結できるようになっていますし、FC含め新店舗オープン時にももちろん導入しています。直営店舗だけでなく、F C加盟店に向けても原価管理を徹底し、不明ロスをなくすようにしています。
発注は毎日各店舗で利用していますし、POS上で理論原価と実原価が出せるので、ロスについてもASPITで管理できています。在庫・棚卸も月に2回、各店舗で利用しています。
また、食の安心情報ではアレルゲン情報を活用しています。
メニュー表からQRコードを読み込むことでアレルゲン情報をご覧いただけるので、セルフオーダーでも正確な内容をご確認いただける仕様になっています。
ASPITを実際に使われてみていかがですか?
発注作業を可視化できるようになったことは大きな成果です。
きちんと発注の履歴が残るので店舗によってはアルバイトの方でも発注作業ができるようになりました。これまでのような感覚の発注ではなく、計算して発注をすることができています。
発注が一元管理できるようになり、原価や在庫の管理もしやすくなりました。
在庫管理は一部店舗から導入を開始している段階なので、今後は全店舗で利用していき、細かく管理していきたいと思います。利用している店舗では、棚卸結果と試算表のずれが少なくなりました。
勤怠管理は全店舗で顔認証システムを導入しており、各店舗で打刻した本人もわかるようになっています。
それにより代理打刻などもなくなりましたし、給与計算を1分単位で支払えるようになったので、スタッフにも良い還元ができています。
弊社は給与計算にR4を利用しており、これまでは取り込み作業のために再集計を3日ほどかけて行っていました。入力間違いなども多く事務スタッフが打刻を見直していましたが、ASPITは店舗スタッフが確認できるので日々の業務の中で間違いがあれば修正して対応しています。
ASPIT内で取り込みデータの整理を行えるようになったので事務スタッフの負担が軽減され、今では1日で給与計算が終わるようになりました。
ASPIT導入後の効果はどうでしたか?
必要な食材に関する情報がASPIT内で管理されていて一括でダウンロードができるので、フランチャイズを管理している本部目線ではとても効率的だし正確な現状を把握できています。
実際に仕入状況と棚卸結果も確認できますし、日ごとのロスも店舗が入力してくれているので、食材に関してはASPITだけをみておけばよい状況になっています。
店舗ではもともと発注をシステムで行うことが浸透していたので、一元管理されたことでより効率的になり、全体的な業務スピードは上がったと感じます。


貴社の今後の展望についてお聞かせください。
今後は日次在庫を把握して、規定在庫に対して不足分を自動的に発注できるようになるとより便利になると考えています。
食材だけでなく仕込み品の管理もできるようになるとより精度が上がりますよね。
ASPITにはその都度、機能のアップデートリクエストを出していて、すぐには難しくても丁寧にご対応いただいています。
VANSANではさらなる店舗拡大を目指しています、 再現性高く直営店もFC店舗も増加していくため全店舗でASPITを活用して食材に関する管理を行っていきます。
- 業態
- イタリアン
- 店舗数
- 80店舗
- 本社所在地
- 東京都港区南青山1丁目15−16 山城ビル6階

