導入事例
（株式会社ウイルバーン商事様）

貴社の事業内容について、教えてください

関西エリアを中心に回転寿司店「江戸前回転寿司 紀州 弥一」を和歌山3店舗、大阪2店舗で運営しています。

その時々の美味しさを最高の状態で召し上がって頂けるように、各店舗でこだわりを追求した調理と接客サービスを心がけています。
もっともっと「美味しかった」「また来よう」と言って頂けるように、更に上の美味しさ・サービスを目指しています。

ＡＳＰＩＴを導入されるまでは、どのような店舗運営をされていましたか？

ＡＳＰＩＴ導入以前は、仕入と勤怠を別システムで管理していました。発注はほとんどをＦＡＸで行い、納品伝票を見ながらそのシステムに仕入データを手入力していたので、入力作業が大変な上にミスも多く、現場の負担が大きかった事が悩みでした。

システムの導入を検討し始めたきっかけはなんですか？

以前使っていたシステムの更新時期が来ていたのですが、入力作業が多かったシステムに高額な費用をかけてバージョンアップして使い続けるよりも、「このタイミングで新たなシステムを導入した方が良いのではないか？」と考えたことです。
発注業務や買掛管理が煩雑で店舗・本部ともに省力化が課題となっていました。また、これから店舗展開していこうという時期でもあったので、トータル管理が出来るシステムの必要性を感じていました。

導入作業はいかがでしたか？

当時の担当営業とサポート担当の方にフォローして頂いたので問題なく進みました。特に印象に残っているのは全ての仕入先様向けに受発注システム導入の説明会を開催して頂いた事です。おかげで多くの仕入先様からご賛同が得られ、主要な仕入先様とは全てＡＳＰＩＴを通じたお取引が出来るようになりました。

ＡＳＰＩＴを実際に使われてみていかがですか？

パソコン操作になれていない従業員が多かったこともあり、最初は慣れるまでに時間がかかりました。しかし、操作面での不明点や疑問点に対して迅速フォローしてくださったので、繰り返して業務をするうちに次第と慣れていきました。

ＡＳＰＩＴ導入後の効果はどうでしたか？

ＡＳＰＩＴ導入後は、以前使用していたシステムで現場の負担になっていた「伝票を見ながらの仕入データの入力作業」が殆ど無くなりました。
現場ではスマートフォンさえあれば簡単に発注ができるようになり、本部では請求書や納品書がデータで管理できるようになったため、作業が軽くなり、管理も楽になりました。
既にＡＳＰＩＴを約１０年使用していますが、導入して正解だったと思います。

貴社の今後の展望についてお聞かせください。

今後は関西エリア中心に店舗を増やしていきたいと考えています。
また、私は高校と大学が海外だった経験があるので、将来的には海外での出店も検討しています。
日本のノウハウをそのまま海外で提供できたら素敵なことだなと思います。

コロナ禍における貴社の取り組みについて、お聞かせください　

和歌山県の地元のタクシー業者様とコラボレーションしてタクシーでお寿司の配送を始めました。
最近は、配達員が自転車等で配送する宅配サービスが主流ですが、弊社で提供している商品は生鮮品で単価が高いお寿司も多くあります。お客様の元に届いたときにお寿司が崩れていると、お客様をがっかりさせてしまいます。お寿司を安全に最高の状態でお客様のもとへ届けるにはタクシーがいいと考えました。
タクシー業者様も緊急事態宣言などでお客様が減り、苦しい状況の中で、お互い助け合おうということで昨年のコロナ休業中に立ち上げました。今はどの業界も大変な状況なので、前向きなことをやっていこうと思います。

ＡＳＰＩＴの導入を検討されている企業様にアドバイスをお願いいたします

最初はシステムという言葉に抵抗があるかと思いますが、利用し慣れてくると現場は特に楽になると思いますので、導入する価値はあると思います。