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【飲食店】棚卸に時間がかかる原因と作業を効率化する4つのコツ

業務改善

月末になると発生する「棚卸」。 食材やドリンク、消耗品などを一つひとつ数え、記録し、金額を計算する作業は、飲食店にとって欠かせない業務です。 一方で、営業後や休憩時間に行うことも多く、「毎月の棚卸に時間がかかって大変」「スタッフの負担が大きい」と感じている店舗も少なくありません。 棚卸は避けて通れない業務ですが、やり方や管理方法を見直すことで、作業時間や転記ミスを大幅に削減できます。 本記事では、飲食店の棚卸に時間がかかる原因と、今すぐ実践できる効率化のポイントを分かりやすく解説します。

飲食店の棚卸に時間がかかる主な理由

飲食店の棚卸は、単に在庫数を数えるだけではありません。 冷蔵庫、冷凍庫、バックヤード、ドリンク置き場、倉庫など、在庫が複数の場所に分散していることが多く、確認作業だけでも多くの時間を費やしてしまいます。

さらに、以下のような飲食店特有の難しさが作業を複雑にしています。

  • 数え方の単位がバラバラ(ケース単位・本数単位・グラム単位など)
  • 開封済みの調味料や使いかけの食材のカウント
  • 手書きやExcel入力による二度手間や計算ミス

特に、紙の棚卸表からExcelへ転記して集計している場合、記入漏れや計算ミスの確認作業に余計な時間がかかってしまうケースが非常に多く見られます。

棚卸に時間がかかると発生する3つの問題

棚卸に余計な時間がかかると、単に作業が大変なだけでなく、店舗経営全体に悪影響を及ぼします。

  1. スタッフの残業増加と負担・ストレスの増大
  2. 人手不足の拍車や離職率の上昇
  3. 原価率や在庫金額の把握漏れ

棚卸の精度が低いと、「思ったより利益が残っていない」「食材ロスがどこで発生しているかわからない」「在庫があるはずなのに営業中に欠品する」といった課題に直結します。これらの問題は、日頃の棚卸や在庫管理の手法を見直すことで解決可能です。

棚卸時間を短縮するための4つのポイント

現場の作業負担を減らし、スムーズに棚卸を終わらせるための具体的なポイントを4つ紹介します。

1. 在庫の保管場所と配置を整理する

まず見直したいのが、在庫の定位置化(ロケーション管理)です。 同じ食材が複数の場所に分かれて保管されていると、数え忘れや二重カウントの原因になります。 「どの食材を・どこに・どれだけ置くか」を明確にし、誰が見ても一目でわかる状態にしておくことで、棚卸のスピードと正確性が飛躍的に向上します。

2. 数え方(単位)のルールを統一する

「1ケース」「1本」「残量半分」「残量3割」など、担当者によってカウント基準が異なると、最終的な在庫金額にばらつきが生じます。 棚卸時の最小単位や丸め方のルールをマニュアル化し、事前に全スタッフへ共有しておくことが重要です。特に高単価な食材や回転率の高い食材は、明確なルール決めが欠かせません。

3. 実際の棚の並び順に合わせた棚卸表を作成する

紙の棚卸表を使用している場合、リストの並び順と実際の保管場所が一致していないと、店内の移動が増えてタイムロスになります。 保管場所ごとに棚卸表を分ける、実際の陳列順・使用頻度の高い順に項目を並べ替えるなど、現場の動線に合わせた棚卸表に整えるだけでも作業時間は大幅に短縮できます。

4. 日々の発注・入荷・使用量を記録しておく

月末の棚卸時だけに在庫を確認するのではなく、日々の発注・入荷・理論使用量を記録する習慣をつけましょう。 普段から在庫の動き(理論在庫)を把握できていれば、実際の棚卸数との間に大きな差異が出にくくなります。結果として、原因特定や修正にかかる時間を最小限に抑えることができます。

棚卸は「数える作業」ではなく「利益を守る作業」

棚卸は単なる「面倒な作業」と捉えられがちですが、本来は飲食店の利益を守るための重要な管理業務です。

正確な在庫金額をリアルタイムで把握できれば、正しい原価率の算出が可能になります。また、食材ロスや過剰在庫、発注ミスの早期発見にも繋がり、店舗の収益改善に向けた打ち手が見えてきます。

業務システム活用で棚卸の自動化・効率化を加速する

毎月の棚卸作業に限界を感じている場合は、手作業から在庫管理・棚卸システムの導入へ移行するタイミングかもしれません。

モバイル端末やスマートフォンを活用したシステムを導入すれば、現場で数値を直接入力・読み取るだけでデータが自動集計されます。紙からの転記作業やExcelの関数エラーがゼロになり、集計時間や確認の手間を劇的に削減できます。

さらに、発注や入荷データと連携させることで、原価計算や在庫変動の分析まで自動化することが可能です。

棚卸の効率化で店舗の利益率向上を目指そう

毎月の棚卸に時間がかかっている飲食店は、「保管場所の整理」「数え方のルール化」「動線に沿った棚卸表」「日々の在庫記録」の4点を見直してみましょう。

棚卸を効率化することは、現場スタッフの負担軽減だけでなく、食材ロス削減や原価管理の適正化、ひいては店舗全体の利益率改善へと直結します。

アスピット(ASPIT)では、飲食店の発注・在庫・棚卸・原価管理をワンストップで支える業務支援システムを提供しています。毎月の棚卸業務の効率化や原価管理に課題をお持ちの店舗様・本部様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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