導入事例
(株式会社GGC様)
紹介サービス
業種業態
発注業務の可視化で属人的作業を解消
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課題背景
貴社の事業内容について、教えてください
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ASPITの
選定理由ASPITのことは、どのように知りましたか?
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成果
ASPITを実際に使われてみていかがですか?
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展望
貴社の今後の展望についてお聞かせください。
課題背景
貴社の事業内容について、教えてください
1975年創業のステーキとハンバーグ専門店です。群馬県産の厳選した食材を提供し、地域ならではの味わいをお楽しみいただいています。
群馬県内に6店舗を構え、ランチタイムからディナー営業まで、毎日たくさんのお客様をお迎えしています。
1店舗あたり20-30名のスタッフで運営しており、正社員は約15名、パートアルバイトさんを含めると100名以上のスタッフが働いてくれています。
社員は店舗運営の全般を担っており、調理からお客様への提供などの接客業務だけでなく、日々の発注作業や従業員のシフト管理も行ってくれています。ASPITはアルバイトを含めた店舗スタッフの全員が全店舗で利用しています。
ASPITを導入されるまでは、どのような店舗運営をされていましたか?
ASPIT導入前の発注は取引先に合わせていたので統一されていませんでした。
10社以上の取引先ごとに発注方法が変わるので作業は煩雑で、作業曜日もバラバラ、FAXで注文するところもあれば、取引先のシステムを利用したり、電話で注文することもありました。
電話だと注文の証拠も残らないので、もし注文した内容が異なっていたとしても、こちらのミスなのか納品漏れがあったのか、追いかけることができませんでした。
電話したような、しなかったような、そんな曖昧なこともありました。
週2-3回の発注作業を店舗の担当者が売上見込みを立てながら対応していたので、その人の経験値などに左右されることもあり、発注漏れや在庫過多があったり、野菜などの生鮮品は保存がきかないのでロスにつながってしまっていました。
勤怠管理は店舗に設置したパソコン上で出勤ボタン・退勤ボタンを押すシステムを利用していました。誰かが代理打刻をすることも可能なので、そういった点では正確でなかったかもしれません。
システムの導入を検討し始めたきっかけはなんですか?
属人的な作業になっていた在庫管理と発注漏れをなくしたいと思い、サービスを探しはじめました。
不特定多数が発注作業を行うと、どうしてもばらつきが出てくるので、できるだけロスと発注漏れがないようにしたかったです。
各店舗の発注責任者は月間売上目標に対して、都度発注作業を行っていましたが、それが正確なデータに基づいたものではありませんでした。
各人の経験値で発注作業を行っていたので、新しいスタッフさんにその作業をお任せするのが難しく、業務内容を可視化できていないことも懸念でした。
ASPITの
選定理由
ASPITのことは、どのように知りましたか?
ASPITはビッグサイトで行われた展示会へ業務効率化できるシステム探しに行った際に知りました。
ASPITを選んでくださった際にポイントになったことはなんですか?
ASPITのコストパフォーマンスの良さと、機能を少しずつ利用できる点です。
パッケージ化された商品でないため、まずはこの機能を使ってこの部分を改善しましょう、と担当の方にご提案いただけました。
他社のサービスも検討しましたが、導入コストが高かったこともありASPITの導入を決めました。
成果
ASPITを実際に使われてみていかがですか?
発注作業を可視化できるようになったことは大きな成果です。
きちんと発注の履歴が残るので店舗によってはアルバイトの方でも発注作業ができるようになりました。これまでのような感覚の発注ではなく、計算して発注をすることができています。
発注が一元管理できるようになり、原価や在庫の管理もしやすくなりました。
在庫管理は一部店舗から導入を開始している段階なので、今後は全店舗で利用していき、細かく管理していきたいと思います。利用している店舗では、棚卸結果と試算表のずれが少なくなりました。
勤怠管理は全店舗で顔認証システムを導入しており、各店舗で打刻した本人もわかるようになっています。
それにより代理打刻などもなくなりましたし、給与計算を1分単位で支払えるようになったので、スタッフにも良い還元ができています。
弊社は給与計算にR4を利用しており、これまでは取り込み作業のために再集計を3日ほどかけて行っていました。入力間違いなども多く事務スタッフが打刻を見直していましたが、ASPITは店舗スタッフが確認できるので日々の業務の中で間違いがあれば修正して対応しています。
ASPIT内で取り込みデータの整理を行えるようになったので事務スタッフの負担が軽減され、今では1日で給与計算が終わるようになりました。
ASPIT導入後の効果はどうでしたか?
各店舗で勤怠機能と発注機能は必須アイテムになっています。
また、わからないところはどの時間帯でも電話をしたら対応してくれる点もとても助かっています。
飲食業では営業中にマニュアルを探して確認する、というのは難しいので、営業終わりの遅い時間でもわからないことがあれば電話で聞いて解消できるのはとても心強いです。
店舗のスタッフにもわからないところがあれば電話して聞いてみてと伝えていて、その場で疑問点を解消できるので助かっています。
ASPITは利用しやすいように各社向けにカスタマイズしてくれているところもありがたいです。
展望
貴社の今後の展望についてお聞かせください。
在庫・棚卸管理をもっと活用していきたいと考えています。より細かく、月の途中で原価や在庫管理ができると数字のコントロールもしやすくなるので、より精度を上げていくことが大切かなと思っています。
活用度合いも店舗によって差があるので、まずは標準的な在庫・棚卸管理を各店舗で使いこなしていきたいですね。
現在は営業日報や月報をエクセルで入力していますが、ASPITと連携してさらに効率化することも検討しています。
取引先もデジタル化が進んでいて、半数以上はASPITを利用しています。
コロナをきっかけにして店舗ではタブレットメニューの導入や予約管理もシステム化しており、できる部分からデジタル化を進めています。タブレットメニュー導入では、オーダリングに関する教育時間が軽減されました。
次に出展を予定している店舗は小型店舗なので食券システムを導入することになっています。
こういったデジタルツールをうまく利用して今後も社内環境整備を進めていきたいですね。